
オリックスは15日、能見篤史投手兼任コーチ(43)が、今季限りで現役を引退することを発表した。16日に引退記者会見を行う。
大阪ガスから04年の自由獲得枠で阪神に入団し、2ケタ勝利を5度マーク。12年に最多奪三振のタイトルを獲得し、13年には日本代表としてWBCにも出場した。自由契約となって、昨季、投手コーチ兼任でオリックスに移籍。今季は現役最年長投手として迎えたが、4試合の登板にとどまっていた。すでに球団側へ引退を申し入れ、今月上旬には中嶋監督らにも意思を伝えていた。
球団は後日引退セレモニーを用意。今後は未定だが、球団は人間性や指導力などを高く評価し、投手コーチ専任で来季入閣を要請する方針を固めている。
通算473試合で104勝93敗4セーブ56ホールド、防御率3・35。