オリックス逆転連覇へ踏ん張る劇勝 延長12回に太田が好機演出、若月プロ初サヨナラ打

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2022.9.15(木) 22:38

オリックス・太田椋 (C) Kyodo News

○ オリックス 3x- 2 日本ハム ●
<24回戦・京セラD大阪>

 オリックスが延長12回までもつれた激戦をサヨナラで制し、連敗を2でストップ。他球場で勝った首位ソフトバンクにはマジック11が点灯したが、逆転優勝への望みをつなぐ大きな白星を掴み、首位とのゲーム差2をキープした。

 試合は1-1で終盤に突入するロースコアの接戦。8回に代打・西野真弘の適時打で勝ち越したが、9回にクローザーの平野佳寿が1点差を追いつかれセーブ失敗と、苦しい展開だった。

 それでも、10回から山﨑颯一郎、ワゲスパックがそれぞれ1回無失点で繋ぎ、12回は小木田敦也と吉田凌の2人で3つのアウトを稼ぐ執念の継投。最終回まで12イニングリードを許すことはなかった。

 そして迎えた12回裏、一軍昇格即スタメンで約1カ月ぶりの一軍出場となった太田椋が左中間二塁打でチャンスメークすると、続く杉本裕太郎は空振り三振に倒れたが、1番・佐野皓大に代わる代打・若月健矢が右翼フェンス直撃の決勝打。この試合23人目の出場となった背番号2の殊勲打がチームを勝利に導いた。

 試合後、ヒーローインタビューに応じた太田は「打ってくれると信じていたので感謝したいです。ありがとうございます」と決勝打を放った先輩の若月へバトンタッチ。若月は「プロに入ってからサヨナラを打つのは初めてだったので嬉しかったです」と話し、ファンの喝采を一身に浴びた。


【動画】延長12回にサヨナラ決着!オリックス-日本ハムのハイライト


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