西武はロッテに完敗喫し4連敗 熾烈な首位攻防から一転CS争いに

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2022.9.15(木) 20:58

西武・平井克典 (C)Kyodo News

○ ロッテ 8 - 1 西武 ●
<25回戦・ZOZOマリン>

 西武は投打ともに振るわず4連敗。11日時点ではソフトバンク、オリックスと0差にひしめく熾烈な首位争いを演じていたが、ソフトバンク戦3連敗に続き、ZOZOマリンでのカード最終戦にも敗れ急降下。5位・ロッテと2ゲーム差に詰め寄られた。

 西武は先発の平井克典が2回に安田尚憲に右超え7号2ランを浴び先制を許すと、続く3回にも安田に2点適時打を打たれ3回4失点でノックアウト。4回には2番手のバーチ・スミスが招いた二死一・二塁のピンチで、中村奨吾の大飛球を中堅手・鈴木将平が落球し、適時失策で3イニング連続の2失点と突き放された。

 反撃したい打線は、今季4度目の対戦となった相手先発・美馬学の前に、7回まで散発3安打と見せ場なく沈黙。8点ビハインドの9回に1番・金子侑司が2年ぶりの一発となる1号ソロホームランを放ったが、完封負けを阻止するのがやっとだった。

 平井は8月3日のオリックス戦を最後に白星から遠ざかっており今季8敗目(6勝)。「初回は平沼の良いプレーでピンチを凌げたので、その良い流れに乗らなければいけませんでしたが、その後2、3回と先頭打者を出してしまい、良いリズムを作ることができませんでした。全体的に、後手後手な投球になってしまったことが今日の反省点です」と自身の投球を振り返った。

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