【ソフトバンク】楽天戦ドロー以上で今日にもマジック点灯…藤本博史 監督「(油性)マジックだったらええけどね」

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2022.9.15(木) 05:30

8回2死二塁、代打・柳町達が追加点となる中前適時打を放ち、喜ぶソフトバンクナイン(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク6―1西武(14日・福岡ペイペイドーム)

 電光石火の猛攻で完勝した。ゲーム差なしで迎えた西武との直接対決に3連勝。今季5度目の4連勝で2位オリックスとのゲーム差も2に広げた。15日にもマジック「10」または「11」が点灯。藤本監督は「気にしてないです。マジックなんか出て、消えるものですから。(油性)マジックだったらええけどね」と終始ご機嫌だった。

 この日は初回の攻撃が全てだった。1番・周東、2番・三森が西武・隅田の初球を右前打とすると、3番・今宮も初球に送りバントを決めた。開始3球で1死二、三塁。柳田の死球で満塁となり、デスパイネが左中間へ先制の2点二塁打を放った。「みんながつないだチャンスを絶対に生かそうと」。さらに牧原大が前進守備の二塁を越える適時内野安打。正木は左前適時打、中村晃は中前適時打で続いた。4者連続タイムリーで一挙5点を奪い、指揮官も「初回は見事。今年一番のつながりだった」とうなった。

 隅田とは試合前まで今季4度対戦。計22イニングで4得点だったが、今の打線には関係なかった。9月に入り、コロナ禍で離脱していた主力が続々復帰。ようやくベストメンバーがそろった。相性を見て決めるスタメンは16試合連続で違う組み合わせだが、“左キラー”の正木が先発4試合連続安打とするなど、ここにきて藤本監督の采配もさえ渡っている。

 優勝争いを左右する11連戦は残り6試合。「明日(の先発)も苦手な辛島(楽天)ですけど、苦手なんか言ってられない。この勢いで突っ走りたい」と指揮官。歴史的な大混戦の中、頂点が見えてきた。(中村 晃大)

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