【ソフトバンク】ブルペンデーも0封継投 藤本博史監督「今日は全員で勝った試合」堅首2位に1・5差
スポーツ報知
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2022.9.14(水) 07:00
◆パ・リーグ ソフトバンク9―0西武(13日・福岡ペイペイドーム)
ブルペンデーで先発不足の危機を救った。奥村―森とリリーフの2人で計6回を投げ抜き、西武との直接対決に連勝。ゲーム差を2に広げ、2位オリックスにも1・5差をつけた。投手起用がハマった藤本監督は「今日は全員で勝った試合だと思います」と満足そうな笑みを浮かべた。
まずは本拠地初先発に臨んだ奥村が流れを呼び込んだ。予定の3回を1安打無失点。「正直な気持ちを言えば、もう少し長い回を投げたかったですが…」と本音を漏らしつつ、家族と地元・大分から招待した応援団の前で初のお立ち台に上がり「またこういう気持ちになりたい」と笑った。
4回からは通算127セーブの前守護神・森が“第2先発”として登板。先頭の源田に二塁打を許し、いきなり1死三塁とされたが、山川を三ゴロに仕留めるなど無失点で切り抜けた。結局3イニングを1安打無失点で2勝目。2014年6月28日の西武戦(西武D)以来、8年ぶりに3回以上を投げたが「全然大丈夫です。次は4、5、6(回)といけるように頑張ります!」。指揮官は「2人は(11連戦中に)セットで(ダブル先発を)もう1回やるんで、3回以上投げさせないと決めてました」。来季以降の先発転向も視野に入れている森は新境地に突入した。
首位のチームは今季19度目の完封勝ち。4試合を残し、西武戦2年ぶりの勝ち越しも決めた。この日は11連戦の4試合目。2連投中だった松本、藤井、モイネロと勝ちパターンの3人を休ませることもできた。最高の形で独走態勢を築いていく。(中村 晃大)
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