【ソフトバンク】10日から過酷11連戦 混パ脱出へ先発ローテ再編だ

スポーツ報知

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2022.9.10(土) 05:50

キャッチボールで汗を流す東浜巨(カメラ・馬場 秀則)

 首位・ソフトバンクが先発ローテを再編することが9日、分かった。10日のオリックス戦(京セラD)から11連戦の過酷日程だが、対オリックスの防御率4・15の東浜をずらし、中9日で12日の西武戦(ペイペイD)へ。5月に無安打無得点を達成した得意カードにぶつける。

 斎藤投手コーチは「対戦相手(と相性)を見ながら。どことやるのも一緒という考えもありますけど、オリックスと西武に当てられるだけの投手を当てていこうということ」と説明。オリックス2連戦は、対戦防御率2・70の板東と同1・13の千賀を投入する。

 さらに、斎藤コーチは「2点差ぐらいまでは使える範囲で使っていきたい」と、ビハインドの展開でも松本、藤井ら勝ちパターンの救援の投入を惜しまない考え。11連戦のうち、2位・西武と3試合、3位・オリックスと5試合という正念場で、3球団による大混戦からの抜け出しを図る。

 この日は投手練習後、チームは福岡から大阪に移動。12日に福岡に戻り、15日から仙台→大阪→札幌と転戦し、21日に福岡に帰るという約5500キロの大移動が待ち受ける。“移動疲れ”も大敵だが、総力で白星をつかみにいく。(中村 晃大)

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