◆パ・リーグ　西武１―７ロッテ（７日・ベルーナＤ）

　西武・隅田知一郎投手が４回４失点で９敗目を喫した。「大事なのは内容より結果です」とマウンドに上がった隅田だったが初回１死一、二塁、山口に左越え３ランを被弾。初球の真ん中に入ったカットボールを捉えられた。３回には２死から井上に左越えソロを献上。「点の取られ方がね」と辻監督は首をひねった。

　３月２６日のオリックス戦でプロ初登板初勝利を挙げながら打線の援護がない試合も多く、球団では３人目、新人では２リーグ制以降でワーストタイとなる９連敗となった。「結果を出すことができず悔しいですし、歯がゆい思いです」と悔しがった左腕。指揮官は「本当に悩んでいると思う。これを来年から生かさないと」と精進を求めた。

　打線も左腕・佐藤奨の緩い変化球を使った投球にほんろうされ、４回に山川の三ゴロの間に１点を返すにとどまった。「こういう時もありますよ。今日は本当に完敗です」と辻監督。上位３チームがそろって敗れてゲーム差は変わらず。気持ちを切り替えて立て直していく。

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