【西武】今季5度目の3連敗で首位奪回ならず 辻監督「粘り強くついていく」

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2022.9.3(土) 18:26

7回1死一、二塁、投手交代を告げる辻発彦監督(カメラ・渡辺 了文)

◆パ・リーグ ソフトバンク5―2西武(3日・ペイペイドーム)

 西武が逆転負けを喫し、今季5度目の3連敗。首位奪回を逃した。

 初回、森の左越え10号ソロで先制するが、対ソフトバンク戦2勝1敗、防御率1・35の与座がこらえ切れない。2回、今宮に左越えソロを浴びて追いつかれると3回にはデスパイネに勝ち越しの左越え2ランを許してしまう。4、5回にも追加点を許し5回途中で降板。辻監督は「直球にいつもの力がなかった。デスパイネが打った球も、いつもだったらはじくくらいの勢いがあるのだが」と首をひねった。

 打線も板東の威力のある速球、フォークボールを打ちあぐね2回から6回まで無得点。7回、中村の左越え10号ソロで1点を返すにとどまった。「(板東が)点を取ってもらって、少しずつラクにさせてしまったのかな」と指揮官。4日は相手のエース・千賀がたちはだかる。前回7月29日の対戦では5回までに8安打を放って5点を奪ってKOしているが、辻監督は「(千賀は)避けられない、負けられない」と3タテ阻止へ気を引き締めた。大混戦のパ・リーグにあって「ウチとソフトバンクだけで優勝争いをしているわけではない。これからヤマ場はいくらでもある。うちは粘り強くついていく。(優勝争いの)圏内に常にいるということ。狙えるところで勝負できればいい」と足元を見すえた。

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