◆パ・リーグ　ソフトバンク０―３ロッテ（３１日・福岡ペイペイドーム）

　ソフトバンクが今季１４度目の完封負けで首位浮上のチャンスを逃した。先発・石川が５回２失点だが、６四死球と乱調。打線も初回無死二塁のチャンスをつぶすなど、拙攻が響いた。藤本博史監督は試合後、５回無死から盗塁死したガルビスの走塁に驚きを隠せなかった。以下は一問一答。

―ヒット数は９本だったが、単打だった

「つながらんね。（打線ならぬ）打『点』になったね。流れを変える一本がなかなか出なかったですね」

―初回の攻撃も無死二塁から野村勇が遊ゴロ

「まあ進塁打を打って欲しいけど、まだ１年生やしね。もうちょっとチームバッティングがうまくならないと。バントもエンドランも右打ちもそうだし。この３つはレギュラーになろうと思ったら、技術を上げないとね。やっぱり打線にならないからね」

―５回のガルビスの盗塁死は

「勝手に走ったっすね」

―エンドランでもなかったのか

「何もないですよ。勝手にいっちゃいましたね。ビックリしましたわ。２点差でさあいこうというところやったんやけどね。それだけですね。はい」

―石川は２失点だが、６四死球

「元々、（制球が）アバウトなピッチャーやけどね。ちょっとね。無駄な四球というか、８、９番のところに無駄な四球が要らないんじゃないかと。荻野が一番チャンスで嫌な打者、高部も嫌だし、１、２番の前にランナーためないようにというところなんですけどね。１、２番が塁に出ても何とか初回は抑えられたし、（松川、小川の）８、９番を塁に出すところが一つの反省点かなという感じがしますね」

―２ストライク追い込んでから四球や痛打を浴びた

「もう少し簡単にいってくれたらええんやけどね。簡単と言ったら難しいんでしょうけど、上から見下ろすぐらいの感覚で。４番に投げているような配球やからね。８、９番に対して打たれたくないという気持ちは誰もが持っているんですけど、打率見ても１割台が並んでいるんやから、あそこを塁に出したら、１、２番につながる。８、９番が出たら得点になるよという感覚に見えますよね」

―森が２イニングを投げた

「よく投げましたよね。２イニングね。キレがあると思いますよ。２イニングは（今季）初めてだろうしね。ピッチングコーチに『大丈夫なの？』と聞いたら、本人がいけるということなんでと。本人がやる気でしっかり調整してくれているんでね。森はプラス材料やったですね」

―８月が終了

「明日から気持ち入れ替えてやっていかないといけないと思うし、三森も明日は帰ってくるし、徐々に徐々にですけど、主力が帰ってきて、若手を交えてやってくれたらと思います」

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