◆パ・リーグ　日本ハム０―１０ソフトバンク（２６日・札幌ドーム）

　ソフトバンクが今季１６度目の完封勝ち。今季６０勝到達で再び貯金を「１０」に乗せ、８月は１３勝８敗１分け。４試合を残して５月以来３か月ぶりの月間勝ち越しを決めた。

　２回は１死から野村大が死球で塁に出ると、谷川原が中前打。一、二塁のチャンスで増田が左翼線へ先制の２点二塁打を放つなど、相手先発・伊藤から３点を先制した。５回にはデスパイネ、野村大の連続適時二塁打、８回にはガルビスの右犠飛、野村勇の左前タイムリーで３点ずつを追加。今季２度目の先発全員安打と投打で圧倒した。コロナ禍で柳田、周東ら主力を大量に欠く中、藤本監督が「ちびっこ軍団」と命名した若手を中心に打線の勢いが止まらない。

　先発の東浜は７回５安打無失点の好投で２試合ぶりの８勝目。９回には代打・海野がプロ１号のソロを左翼席にたたき込み、締めくくった。

　チームは今季最長の７試合連続被弾なし。一時は６連敗を喫するなど苦手としていた日本ハム戦４連勝で同カードは“貯金１”。札幌Ｄでの連敗も４（１分け挟む）で止めた。

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