オリックスが接戦制し暫定3位浮上 中川圭が逆転決勝弾「なんとか同点、次に繋ぐ気持ち」
ベースボールキング
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2022.8.24(水) 16:43
オリックスの中川圭太
● 日本ハム 4 - 5 オリックス ○<21回戦・帯広>
オリックスが道東遠征2連戦を1勝1分で終え、再び今季最多の貯金5とした。この試合の結果を受け、オリックスは前日終了時点でゲーム差なしに迫っていた3位・楽天の勝率を上回り、単独3位に再浮上した。
オリックスは4回に相手の連続エラーが絡んで迎えた二死満塁のチャンスで、7番・若月健矢が左前適時打を放ち2点を先制。直後の4回裏に先発の竹安大知が捕まり逆転を許したが、すかさず5回二死三塁の好機で3番・中川圭太が相手先発・上原健太のスライダーを左中間席へ放り込み逆転に成功した。
投げては5回からリリーフ登板した2番手・山﨑福也が逆転後の2イニングをきっちり無失点に抑え今季4勝目(6敗2ホールド)。7回以降は比嘉幹貴、阿部翔太とリレーし、最終回はクローザーの平野佳寿がリードを守り抜いてリーグ単独トップの27セーブ目を手にした。
試合後、ヒーローインタビューに応じた中川圭は「(点を)とられたあとだったので、なんとか同点、次に繋ぐという気持ちで打席に入りました。追い込まれていたので必死にいきました」と、カウント3-2から上原のスライダーに反応した殊勲打を振り返り、「昨日凡退しまくってたので、なんとか今日打てて良かったです。まだまだ打たないといけないと思うので、チームに貢献できるように頑張ります」と、さらなる活躍を誓った。
一方、敗れた日本ハムは今季ワーストに並ぶ7連敗。借金が今季最多の「23」に膨らんだ。