【楽天】釜田佳直、5回無失点1215日ぶり白星消えるも復活の兆し見えた79球

スポーツ報知

  • ニュース

2022.8.18(木) 20:58

1回の投球を無失点で終え、グラブを叩いてベンチに向かう先発投手の釜田佳直(カメラ・関口 俊明)

◆パ・リーグ 日本ハム―楽天(18日・札幌ドーム)

 楽天・釜田佳直投手が5回5安打無失点の好投を見せたが2019年4月21日のオリックス戦(楽天生命)以来、1215日ぶりの白星はならなかった。

 1―0の7回に3番手のブセニッツが1死二、三塁のピンチを招くと、松本のスクイズで同点とされた。

 最速は145キロだったが、カットボール、ツーシーム、チェンジアップを巧みに操り、打たせて取る投球を披露。「調子は、良くもなく、悪くもなくという感じですね。とにかく、銀仁朗さんのミットを目がけて投げました。今日は本当に野手の皆さんのおかげですね。特に、レフトとライトの同期入団の先輩たちには助けられました」と好守でもり立ててくれた島内と岡島に感謝した。

 新型コロナ陽性判定を受けた滝中の代役として、白羽の矢が立った。釜田は「自分の立ち場も重々理解している。コロナとかがあって巡り巡ってきたチャンスを自分の力でつかめるように投げたい」との決意で臨んだマウンドで復活の兆しを見せた。

 「最後の方は少し投げ急いでしまったので、それが次回までの課題です。なんとか試合を作れてよかったです」。久々の勝利はお預けとなったが、次回登板に希望の持てる79球だった。

関連ニュース

【楽天】釜田佳直が日本ハム戦で今季初登板初先発「チャンスつかむ」
【楽天】カード初戦6連敗で止めた 石井一久監督「ノリがいい投球をしてくれるとチームも走る」7回1失点の則本昂大を称賛
【楽天】浅村栄斗、V犠飛で借金回避 石井監督「集中を切らさず」27分の雨天中断から逆転勝ち
【楽天】辰己涼介が7回に同点の8号2ラン 母校・社高の戦いぶりに「格好良かった」と刺激
【楽天】7回に島内宏明の11号ソロ、辰己涼介の8号2ランが飛び出して一気に同点

記事提供:

スポーツ報知