【ソフトバンク】今季12度目の完封負けで首位・西武と2・5差 三森大貴復帰も11残塁と打線つながらず

スポーツ報知

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2022.8.16(火) 20:35

7回のピンチにマウンドの石川柊太のもとに集まるソフトバンクナイン(カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 西武2―0ソフトバンク(16日・ベルーナドーム)

 ソフトバンクが今季12度目の完封負けを喫し、首位・西武とのゲーム差が2・5に広がった。

 両チーム無得点で迎えた4回に先発・石川が源田に左前安打を浴びると、続く森に先制の5号2ランを右翼席に運ばれた。痛恨の被弾となったが、石川は8回途中までこの一発のみに抑える好投。ただ、援護がなかった。

 打線は西武・高橋の前に6回まで5安打無得点に封じられた。2回には先頭・中村晃が右前安打を放ったものの、後続が倒れ走者すら進められず。4回には1死からデスパイネ、中村晃の連続長短打で二、三塁としたが、柳町が一ゴロ、甲斐も左飛に倒れた。さらに6回2死一、三塁のチャンスでは甲斐の代打に谷川原を送ったが、一ゴロに終わった。

 8回も先頭・牧原大がスミスの死球で出塁し、2死から中村晃も右前安打でつないだが、柳町が一ゴロに倒れた。左手親指骨折の癒えた三森もこの日から昇格し、「9番・二塁」で先発したが、2三振。チーム全体で11残塁と拙攻が響いた。

 藤本博史監督は試合前に「全試合、重要ですけど、今日の試合は意識してやってもらいたい」と話していたが、首位チームの返り討ちにあった。

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