【日本ハム】2年目・古川裕大がプロ初のマルチ安打 初の右翼守備も「出れるならどこでもやる」

スポーツ報知

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2022.8.10(水) 23:55

5回1死二塁、中安打放った古川裕大(カメラ・頓所美代子)

◆パ・リーグ 日本ハム2―2西武=延長12回=(10日・札幌ドーム)

 日本ハムの古川裕大捕手がプロ初のマルチ安打をマークした。

 「7番・右翼」で先発し、0―2の5回1死二塁。西武先発・平井のフォークを中前へ運ぶと、2―2の7回1死一塁では右腕・スミスの149キロを捉え、再び中前打とした。

 7月30日の楽天戦(楽天生命)で田中将からプロ初安打、前日7日はプロ初適時打&打点を記録し「1本、打点もついたので楽に(打席に)入れている。状態自体も今年に入ってから悪くない。練習から良い形で振れているし、そのまま試合でも打てている」と納得の表情を浮かべた。

 1軍では初となる右翼守備にもついた。この日の試合前練習では、新庄ビッグボスからチャージなど外野守備に関する直接指導を受け「本職じゃないポジションだから。ミスしてもいいから思い切ってやれ」とアドバイスをもらった。4月のファーム戦以来となる守備に「緊張はありました」と苦笑い。一方で「捕手だったらベンチに返ってきてからも配球のこととかを考えたりがある。それに比べると打席に集中しやすい」と好結果の一因も挙げた。

 久留米商高、上武大を経て20年にドラフト3位で入団。本職は捕手だが「今は(試合に)出れるならどこでもやろうと。自分の幅も広がると思うし、チャンスだと思ってこれからもやっていきます」と目をぎらつかせた。

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