【楽天】島内宏明「4番は打ちたくない」けど逆転V打 最近5戦5割3発10打点大暴れ 

スポーツ報知

  • ニュース

2022.8.8(月) 06:10

7回2死満塁、3点適時2塁打を放つ岡島

◆パ・リーグ ソフトバンク2―7楽天(7日・PayPayドーム)

 楽天・島内のバットから快音が鳴りやまない。6回の逆転二塁打を含む3安打2打点。最近5試合は打率5割、3本塁打、10打点で安打数(109)はリーグトップに浮上した。「4番は打ちたくない」と言い続けてきた島内だが、4番として存在感が際立っている。

 0―1の6回無死満塁、和田から左翼フェンス直撃の2点二塁打。「中村晃ふうに打ちました」。タカの巧打者をマネしたかは定かではないが、“珍発言”はすっかり定着しつつある。最近の発言を振り返ると…。

 「高校通算0本塁打なのにようやっとるわあ」 5日ソフトバンク戦で3回に9号ソロ。練習試合で一発を量産も「甲子園での本数以外は数えない」。

 「4番は打ちたくないですけど、打っているので、そこ(2ケタ)は絶対にいきたいと思っていた。4番は打ちたくないですよ、本当に」 同日の7回に10号2ラン。石井監督は「島内は3・7番ぐらい」。

 打てば打つほど珠玉のコメントが並ぶ。ファンを喜ばせようと、プレー以外でも魅せようとする考えからだろう。昨季は96打点で初タイトルを獲得し、今季は最多安打が視界に入る。ちなみに、今季唯一4番を外れた6月7日の広島戦(楽天生命)は4タコ。自称“4番不適合者”はやはり、4番で輝く。(長井 毅)

関連ニュース

【楽天】育成ドラフト1位・宮森智志がプロ初勝利 年俸420万円の“雑草”が6億2000万円の柳田斬り
【楽天】石井一久監督、劣勢から登板の投手陣に喝!「逆転の演出が出来づらくなってしまった」新型コロナ療養から復帰初戦飾れず4位後退
【楽天】石井一久監督が新型コロナ療養を経て復帰 直近の戦いぶりを評価
【楽天】滝中瞭太、5回途中5失点KO “お得意様”ソフトバンクに初黒星 金曜日は12連敗
【楽天】祭りだ10点!島内宏明「打ち過ぎだべ」球団最多タイ1イニング3発も!

記事提供:

スポーツ報知