【ソフトバンク】ラジオ体操効果?!9カードぶり勝ち越し 今季初先発の武田翔太が408日ぶり白星

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2022.8.6(土) 17:36

武田翔太

◆パ・リーグ ソフトバンク9―1楽天(6日・福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンクは投打の歯車ががっちりかみ合い、7月22日以来、15日ぶりの連勝を飾った。

 今季初先発した武田翔太投手が6回0/3を3安打1失点8奪三振の快投で、昨年6月24日のロッテ戦(ZOZO)以来、408日ぶりの白星。7回に先頭・岡島を歩かせたところで右手指がつった模様で降板したが、千賀、大関が離脱する台所事情を救った。

 打線は1―1の同点で迎えた5回に先頭・柳町が四球を選ぶと、松田も左前安打で続いた。甲斐の犠打を田中将と一塁・鈴木大がお見合いする形となり、無死満塁。周東は遊ゴロに終わったが、川瀬の中犠飛で1点を勝ち越した。さらに牧原大、柳田がともに中前に連続タイムリーを放った。

 7回にも中村晃、柳町の連続適時打などで3点を追加。8回にも谷川原がタイムリー二塁打、中村晃も右前適時打を放った。試合前練習ではウォーミングアップの時間帯に「ラジオ体操第一」が流れ、野手陣、リリーフ陣がリラックスした表情で体をほぐした。その効果?!が実り、3戦連続2ケタとなる15安打9得点と打線がつながった。

 チームは7月2、3日(ベルーナD)で連勝を飾って以来、実に9カードぶりの勝ち越し。故障者、コロナ感染者が続出し、前日(5日)までの2日間は、のべ17投手が登板するなど、ブルペンも火の車状態だ。藤本博史監督が「緊急事態を通り過ぎている」と嘆く状況の中、会心の勝利となった。

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