日本ハム・伊藤は五輪経験を糧に成長 達川氏「切り替えがうまくなった」

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2022.8.3(水) 06:59

日本ハム・伊藤大海

◆ 2本柱が不在のなか奮闘中

 日本ハムの伊藤大海投手が2日、旭川でのソフトバンク戦で7回途中6安打4失点(自責点2)と粘投。今季9勝目を挙げ、2年連続2ケタ勝利にリーチをかけた。

 前半戦わずか被本塁打1本だった伊藤は、3回に柳田悠岐に同点ソロを許すと、4回にはジュリスベル・グラシアルにも一発を許し今季初の1試合2被弾。

 3点リードの7回には、味方の失策も絡み無死満塁のピンチを招き降板したが、2番手の井口和朋が犠飛による1失点に留める好リリーフを見せ、伊藤の白星の権利を守り抜いた。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の達川光男さんは、伊藤について「昨年の東京オリンピックで中継ぎをやりましたよね。それから打たれてからダダダッと崩れることがなくなりましたよね」とコメント。「切り替えがうまくなったというか、一人ひとり丁寧に投げていますよ」と、侍ジャパンの一員として金メダルに貢献した昨夏の経験が成長につながっていると指摘した。

 チームでは加藤貴之が新型コロナウイルス、上沢直之が故障の影響でローテーションから抜けているなか、伊藤はここまでチーム最多9勝と奮闘。番組MCを務めた大久保博元さんは「頼もしいし、このチーム状態で。不安定でエラーも多いというなか、立派としか言いようがない」と、チームを支える若き右腕に賛辞を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


【動画】伊藤大海は9勝目!ソフトバンク戦のハイライト


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