◆パ・リーグ　楽天７―０日本ハム（３０日・楽天生命パーク）

　楽天は投打がかみ合い、快勝。“貯金０危機”を乗り越えた。田中将大投手が７回５安打無失点の好投で６勝目をマーク。「正直、手応えはなかった。今イチたったんですけど、チームがいい形で初回から点を取ってくれましたし、どういう形であれゼロで抑えていこうという気持ちで投げました」と振り返った。

　打線も島内宏明外野手の先制打を放ち、西川遥輝外野手が２打点。浅村栄斗内野手の１８号ソロなどで着実に援護した。

　この日の試合前には石井監督が新型コロナ陽性判定を受けた球団職員と接触していたことで、大事を取って自主隔離するという事態に見舞われた。真喜志ヘッドコーチが監督代行を務めるなかで臨んだ負けられない一戦でナインが結束して白星をつかんだ。

　お立ち台に上がったマー君は「なかなかチームが波に乗れない時期が続いていますけど、絶対に優勝したいんで、チーム一丸となってまたここから踏ん張っていきます」と高らかに宣言した。

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