【ソフトバンク】藤本博史監督、17日ぶり連勝に「ダブル野村、いい活躍」 一問一答

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2022.7.22(金) 22:42

オリックスに勝利したソフトバンクの藤本博史監督

◆パ・リーグ オリックス5―7ソフトバンク(22日・京セラドーム大阪)

 ソフトバンクが逆転勝利で7月5日以来、17日ぶりの連勝を飾った。2点ビハインドから柳田の適時打とソロで同点に追いつくと、8回に甲斐のセーフティースクイズで勝ち越しに成功した。藤本博史監督は野村勇、野村大樹ら若手の活躍に目を細めた。以下は一問一答。

―1番で送り出した野村勇が3ラン

「頑張ってくれました。右(打者)ばっかり並べたんやけど、みんな全員でよう頑張ってくれたなと思います」

―離脱者が多い中、野村勇が奮闘

「野村勇にしても野村大樹にしても、ダブル野村でいい活躍してくれていますよね。あそこで三塁打は大きいからね。野村勇の同点3ランも大きいし、その後の送りバントも一発で決められているしね。ああいうことをしてくれていたら、1、2番で十分に使えると思うし。もう1人の小さい野村(大)は本当に勝負強いというかね。いいところで、打ってくれているのかなと思います。あとは守備面ですよね。ああいう場面(2回に今宮の一塁への悪送球で失点)で後ろにそらしたら1点取られる。しっかり分かったんじゃないかな。打つ方は全員でね。甲斐もいいところでセーフティースクイズ決めてくれたし、(脇腹痛の)周東は走るしかできないんで、あの場面で良い走塁してくれたかなと思います」

―スクイズの場面は相手が中川圭を一塁に置くシフトに変更

「チャンスになったらやろうと思っていた。一、三塁やからね。セーフティースクイズやから、周東の足ならファースト、セカンド捕ってくれたら間違いなくセーフだと思っている。スタートはちょっと遅かったんですけど、やっぱり周東の足が勝っているんで。甲斐もしっかりストライクを一発で決めてくれたかなと思います」

―若手のギラギラ感が出ていた

「今日は本当みんなね。(右太もも裏痛だった)佐藤直は病み上がりやから仕方がないかなと思うけど、その他もほとんど今日の試合の中では貢献してくれています」

―杉山を3回途中ですぱっと代えた

「今日は全員でいこうと決めていたんでね。当初は今日はレイが投げる予定だったんですけど、コロナになってね。杉山にチャンスまわってきて、良かったら引っ張ろうということやったけれども、3点までという話を投手コーチとしていたんで。本当に武田には(3回)無死一、二塁のしんどい場面からね。本当はイニングの頭から、いかせたいというのはあったんですけど、まあ押し出しはあったけど、その後、2点でよくあそこを抑えてくれたかなと。良かったと思いますよ。その後、4、5点、ずるずるいっているようなところやからね。あそこを2点で抑えたいのは本当に良かったなと思います。反省点は反省点。四球、押し出しというところですからね。当然、全部が全部良いというところはまずないんで、どこかに反省点があるんでね。良いところはどんどん伸ばして、反省するところは反省して、1日、1日、頑張っていきたいと思います」

―逆転勝ちは難しい

「宮城、先発でね、前回も点取ったけど、4回以降、全く打てなかったとか。その後、山崎かな。前回好投(7月14日に7回2失点)されている。すぐ1点取り返したとかね。そういうところが大きかったんじゃないかな。今日は7、8回で逆転した。阿部から点を取った。防御率0点台の投手から打ったのは、うちの打者も自信にしてくれたらいいんじゃないかなと思います」

―柳田にも約1か月ぶりの一発

「柳田もいいところで打ってくれたしね。久しぶりのホームランも出たし、あと2試合期待しましょう」

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