ソフトバンクが楽天に快勝し首位キープ 千賀は8回無失点で防御率トップ浮上

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2022.7.21(木) 21:27

ソフトバンク 千賀滉大

○ ソフトバンク 7 - 0 楽天 ●
<12回戦・PayPayドーム>

 ソフトバンクは楽天との上位対決2戦目を制し、連敗を2でストップ。2位・西武とゲーム差なしに詰め寄られていたが、自力でパ・リーグ首位の座をキープした。

 中7日で先発した千賀滉大は、初回から2四死球を与えるなど、走者を背負いながらの立ち上がりだったが、二巡目に突入した3回からは3イニングを打者9人で抑えるパーフェクトピッチング。6回に招いた無死一・二塁のピンチでは3番・浅村栄斗を空振り三振、4番・島内宏明を二ゴロ併殺と中軸相手に踏ん張り、7回も無死二塁から下位打線を相手に得点を許さなかった。

 援護したい打線は2回、千賀の女房役を務める9番・甲斐拓也が相手先発・岸孝之のチェンジアップを捉え左翼フェンス直撃の先制適時二塁打。5回にも甲斐の安打をきっかけに一・二塁とチャンスを作ると、3番・柳田悠岐に右翼線2点適時三塁打が飛び出すなど、中盤以降に効果的に加点した。

 千賀は8イニング、今季最多125球を投げ4安打無失点、3四死球8三振の内容で自身4連勝。今季8勝目(3敗)でハーラーダービートップの山本由伸(オリックス)と1差に迫る単独2位に浮上し、防御率は加藤貴之(日本ハム)と山岡泰輔(オリックス)を凌ぐリーグトップの「1.70」まで良化した。

▼ パ・リーグ勝利数ランキング
1位 9勝 山本由伸(オリックス)
2位 8勝 千賀滉大(ソフトバンク)
3位 7勝 エンニー・ロメロ(ロッテ)
3位 7勝 與座海人(西武)
3位 7勝 伊藤大海(日本ハム)

▼ パ・リーグ防御率ランキング
1位 1.70 千賀滉大(ソフトバンク)
2位 1.75 山岡泰輔(オリックス)
3位 1.79 加藤貴之(日本ハム)

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