ソフトバンク・秋吉亮投手＝福井ネクサスエレファンツ＝が１９日、本拠地・ペイペイＤ内で入団会見に臨んだ。

　真新しい背番号４９のユニホームに袖を通した右腕は「去年、ノーテンダーという形で（日本ハムを）自由契約になりまして、すごい悔しい思いをして。ＮＰＢでまだやりたいという気持ちがありましたので、ソフトバンクホークスさんに入団することができてすごくうれしいです」と笑みを浮かべた。

　また、ヤクルト時代から親交が深い又吉との共闘を宣言。「まさか同じチームでできるとは思っていなかったので。仲良く、そしてライバルとして戦って、ホークスの中継ぎを強くしていけたらいいなと思います」と力を込めた。

　侍ジャパンの一員として、１７年ＷＢＣにも出場したサイド右腕はヤクルト、日本ハムで通算３７９試合に登板。２０勝２４敗７８ホールド、７１セーブ、防御率３・００。プロ１年目から３年連続６０試合以上に登板した鉄腕で、２年目の１５年には自己最多の７４試合に登板するなど、実績十分だ。

　しかし、昨年１１月に日本ハムをノンテンダーに。ＮＰＢ球団への移籍を模索していたが、１月３１日に独立リーグの日本海オセアンリーグに所属する福井に入団することが発表され、ＮＰＢ復帰を目指していた。

　チームでは今月８日の試合で又吉が右足甲の骨折などの重傷。藤井、嘉弥真も新型コロナ陽性判定を受け、救援陣が手薄になっていた。

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