日本ハムが上位相手に怒涛の7連勝 4番野村V打、完封リレーで上沢6勝目

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2022.7.16(土) 17:04

日本ハム・上沢直之 (C) Kyodo News

○ 日本ハム 1 - 0 西武 ●
<14回戦・札幌ドーム>

 日本ハムがBIGBOSS体制の記録を更新する7連勝。スイープしたソフトバンク、楽天といった上位勢との対戦に続き、2位・西武とのカード初戦も制した。

 打線は相手エースの髙橋光成を前になかなか攻めきれない展開が続いたが、両チームスコアレスで迎えた6回一死から3番・近藤健介が右二塁打でチャンスメークすると、続く4番・野村佑希が1ボールから2球目のカットボールを捉え値千金の中越え適時二塁打。チームの未来を背負う若き主砲の一打が決勝打となった。

 投げては中7日で先発した上沢直之が8回一死まで無失点と力投。先制した直後の7回には打球を足に受けるアクシデントもあり一死二・三塁のピンチを招いたが、山田遥楓を二直併殺に打ち取りピンチ脱出。8回途中からはブライアン・ロドリゲス、石川直也、堀瑞輝と細かく繋ぐ完封リレーで逃げ切った。

 上沢は自身2連勝で今季6勝目(5敗)。9回一死から打者2人を打ち取った4番手・堀が今季4セーブ目を手にした。

 これでチームの借金は今季最多の「20」から一気に「13」まで減少。依然としてリーグ最下位ではあるものの、先発投手陣を中心とした競り勝つ戦いで、パ・リーグ上位争いをかき回す存在になっている。

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