◆パ・リーグ　日本ハム１―０西武（１６日・札幌ドーム）

　西武・高橋光成投手が７回１失点と好投しながら７敗目を喫した。

　開幕戦から金曜日、ナイターでの登板が続いていたが、初めて土曜日、デーゲームでの登板となった。「そのあたりも意識して調整してきましたので、試合の入り方、立ち上がりについては特に気を付けたいと思っています」とマウンドへ上がったが、序盤は直球の威力を欠いて制球にも苦しみ、再三走者を出す投球。要所を締めて５回を無失点とこらえてきたものの６回１死、近藤に右越え二塁打を打たれると、ここまで２打席連続安打を許していた野村に中越え二塁打を浴びて先制点を献上。７回を８安打、１失点も打線の援護がなく７敗目を喫した。

　負けはついたものの、今季１１度目のクオリティースタート（６回以上自責点３以下）を達成して試合はつくった。「調子が悪く、思うようにストライクが取れない苦しい投球でした。そんな中で、何とか最少失点で粘れたことは良かったと思います。次回登板への反省点として、先制点を与えないように、その点を強く意識したいです」。次は中５日で２２日の楽天戦（ベルーナドーム）に先発するとみられるが、勝って前半戦を締めくくりたいところだ。

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