【ソフトバンク】痛恨5連敗の藤本博史監督「リチャードはその(1号ソロの)後の打席がね」一問一答

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2022.7.12(火) 21:45

7回1死一、三塁、交代を告げた藤本博史監督(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク2―4オリックス(12日・福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンクが今季ワーストの5連敗で最大12あった貯金が7まで減った。先発・大関が初回に宗のタイムリーで先制点を許すなど、7回途中4失点。リチャードが6回に今季1号ソロ、7回には渡辺のタイムリーと期待の若手も存在感を見せたが、あと一歩及ばなかった。藤本博史監督は離脱者が続出する中、一丸野球で乗り切ることを誓った。以下は一問一答。

―チャンスは作るが、あと一本

「そうですね。いつも言うように相手のいることですから。今いる中で状態の良い選手を使っている。それで打てなかったら考えていかないといけないということ」

―先取点を渡すとしんどい

「今いるメンバーじゃなくても、ベストメンバーでもしんどい試合になりますからね。今は1点1点を取るのがやっと。投手のところもまず点をやらないと頑張ってほしいですね」

―7回に笠谷のところで失点。たらればになるが

「(笠谷、椎野と)1人1殺でいっている。いきなり死球、四球というところはね。ああいうところで抑えてくれて信用を得る。状態が良かったから、あそこでいったけど、あれではピンチになったらしんどいもんね」

―柳田が2安打とチャンスメイク

「柳田がチャンスメイクしても点が入らないよね。柳田が打点を挙げないとね。4番だもんね。そのへんを考えて打順を決めさせてもらいます」

―リチャードに待望の一発が出た

「その後が内容悪いわね。もう少しね。ファウルになったのを一発決められるとかね。その(本塁打の)前の三振のところでも、バットを折られたところ(7回の一飛)でも、2ボール1ストライクからボール球を振るか降らないかで、3ボール1ストライクになるか2ボール2ストライクになるかだからね。あのへんが自分が有利になるかならないか。そのへんも少し勉強ですね。何でもかんでも決めて振りにいっているようにしか見えないというところがね。もっともっと勉強しないといけないなというところ」

―最終回は松田も残っていたが

「高田はずっと2軍で試合に出てきているからね。打席立ってきているからね。1試合1本ずつ打ってきているんで。あそこは代えると打撃コーチも来なかったですね」

―こういう状況になって代打、代走の層が薄くなっている

「スタメンに出ている選手が状態の良いメンバーなんで、その中で16人、野手残り7人残っていますけど、そこは順番に良い打者が打てないと思ったら代打出すだけですよね。スタメン出ているところにね」

―スタメン再考も含めてまた明日から

「あんまり変わんないと思いますけどね。このメンバーでどこが変わるか? そんなに変わりますか? つながるように考えるだけなんでね。何とかね」

―2点ビハインドぐらいならリリーフも勝ち負け関係なしにつぎ込む意図か

「今日もね、宗には大関は打たれている。前回も3打数2安打と打たれている。今日も打たれたというところでね。笠谷が去年も、一昨年かな。3―0、4―0という感じやったと思うんですよね。(20、21年と7打数無安打)。宗に対してね。ピッチングコーチ出ていったけど、『石岡のところまで全力でいってくれ』と。そこで四球を出して代わったんですけどね。そこでいきなりデッドボールはね。あそこで抑えてもらって、次の打者で椎野と考えていたんですけどね。まあ仕方がないですね。頑張りましょう! 明日から」

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