日本ハム・伊藤が自己最多135球熱投で7勝目「BIGBOSSがまだいけるでしょって顔してたので…」

ベースボールキング

  • ニュース

2022.7.9(土) 22:01

自己最多135球を投げ7勝目を手にした日本ハム・伊藤大海

● ソフトバンク 2 - 7 日本ハム ○
<14回戦・PayPayドーム>

 日本ハムの伊藤大海はプロ入り後最多となる135球を投げ8回2失点。前日に133球の力投を見せた上沢直之を超える熱投で、今季7勝目(6敗)を手にした。

 伊藤は初回先頭の三森大貴にいきなり二塁打を許すと、自らのバント処理悪送球でピンチを拡大し、柳田悠岐に2点適時打を打たれ先制点を献上してしまう。それでも2回以降は散発3安打と立て直して鷹打線を料理。味方打線の援護を呼び込んだ。

 当初は7回がラストイニングになる予定だったが、「BIGBOSSがまだいけるでしょって顔してたので、『まだいけます』ということでもう1イニングいかせてもらいました」と“半志願”の続投。8回を三者凡退に抑えてベンチに戻ると、BIGBOSSからお役御免の合図をもらい満面の笑顔で応えた。

 試合後のヒーローインタビューでは、「今日はフォークボールを使って、今までと違う配球にしてみました」と新たなスタイルで試合に臨んでいたことを明かし、「まだまだ“こばけフォーク”くらいなので、もっと良いフォークを投げられるように頑張ります」とニヤリ。交流がある千賀滉大(ソフトバンク)を意識したジョークも飛ばし絶口調だった。

記事提供:

ベースボールキング