◇東北楽天対千葉ロッテ 第20回戦（12日・楽天モバイルパーク宮城）

　東北楽天の浅村栄斗選手が、3カ月ぶりとなる6号3ランを放った。

「6番・一塁手」で先発出場。1回裏、2死1、2塁から鈴木大地選手の適時内野安打で1点を先制し、続いて浅村選手が打席へ。フルカウントから8球目の内角に入った直球を強振。完璧に捉えた打球は、ファンの待つレフトスタンドへ飛び込んだ。

　今季は通算2000本安打を達成するも、成績不振もあり自身の連続出場記録もストップ、7月には久しぶりの登録抹消も経験した。8月に一度昇格も再び二軍調整となり、10日に約1カ月ぶりの一軍復帰となった。その日の試合（埼玉西武戦）では降雨ノーゲームで幻となるも、復帰後初安打を放っていた。正真正銘の復帰後初安打は、6月6日（巨人戦）以来3カ月ぶりの一撃。頼れるベテランが、復活をアピールした。

◇浅村選手 コメント
「久しぶりにファンのみなさまの前で打てて良かったです」

文・中川晴一

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