8月1日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第16回戦は、4対2でオリックスがサヨナラ勝利を収めた。

　オリックスの先発・エスピノーザ投手は初回を3者凡退に抑えるも、2回表、石井一成選手の2号ソロで先制を許す。3回表には自身の失策と松本剛選手の二塁打で無死2、3塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1失点。それでも以降は立て直し、7回表は3者凡退に抑えてマウンドを降りた。8回表からは継投に入り、片山楽生投手が毎回走者を出すも、2イニングを無失点で抑える。

　援護したい打線だったが、8回裏までわずか3安打に封じられ、苦しい展開。それでも最終9回裏、好投を続けていた相手先発・加藤貴之投手を捉えた。宗佑磨選手とディアス選手の連打で無死1、2塁から、続く杉本裕太郎選手が適時打を放ち、1点を返す。さらに西野真弘選手の犠打で1死2、3塁と好機を拡大。ここで頓宮裕真選手に9号3ランが生まれ、4対2で試合は終了した。

　勝利したオリックスは、先発・エスピノーザ投手が7回103球3安打2四球10奪三振2失点（自責点1）の粘投。打線は若月健矢選手が2安打を記録するなど計7安打4得点で3連勝を飾った。一方敗れた北海道日本ハムは、先発・加藤貴投手が8.1回118球7安打無四球4奪三振4失点。8回裏まで好投を続けたが、最終回に崩れた。なお打線では、石井一成選手が2号ソロを含む2安打をマークしている。
　
　 １２３４５６７８９　 計
日 ０１１００００００ 　２
オ ００００００００４Ｘ ４

日 ●加藤貴之
オ エスピノーザ-○片山楽生

文・丹羽里歩子

・試合詳細／動画