
◆パ・リーグ オリックス4―0楽天(29日・京セラD)
9月27日の試合に敗れてCS進出の可能性が完全消滅した後、4回までに10失点した28日に続いてこの日は3安打完封負け。楽天・三木肇監督は「適当にやっているわけではないし、選手は勝つためにプレーしている」とかばった。3試合連続先制点を許す苦しい展開に「今年の課題が出た試合になった」と反省。それでも「今日の試合から振り返って生かせることはある。移動ゲームだがしっかり準備して頑張ります」と、30日のロッテ戦(ZOZOマリン)へ目を向けた。
将来を見据えた動きもあった。29日に1軍に初昇格させた、21年ドラ1の吉野と24年ドラ5の吉納の若手有望株2人を即スタメン出場。結果は出せなかったが「経験したことをしっかり生かしてほしい」と言葉をかけた。シーズン規定打席に到達した24年ドラ1の宗山についても「クリアできたことは価値がある。彼がよく頑張っている証拠」。様々な経験を糧にして成長につなげてほしいと期待した。
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