
27日のソフトバンク戦(秋田・こまち)が5回を終えて試合が成立し、初めて同一年に東北6県で試合を開催した。本拠地の宮城・仙台市の楽天モバイルパーク宮城に加え、5月20日に岩手・盛岡市のきたぎんボールパーク、6月5日に福島・郡山市のヨーク開成山スタジアム、6月10日に山形市のきらやかスタジアム、8月26日に青森・弘前市のはるか夢球場でそれぞれ実施。この日の秋田市・こまちスタジアムで全6県がそろった。
これまで17、24年と2度、本拠地以外の5県で試合日程を組んだが、17年は郡山、24年は盛岡での試合が雨天順延。振替試合は楽天モバイルパーク宮城で実施されたため、全県開催はならなかった。森井誠之社長は地方開催について「なるべくこちらからお伺いしていく中で接点を増やしていく」と話し、「(日程の)最優先にすべき事項として、東北というのを中心にやっていきたい」と来年以降の開催にも意欲をみせた。
初めて全県開催できたが、今季ここまで弘前以外の3試合は敗戦。森井社長は「5県でちゃんと(同一年で)全部勝つことで、勝手に東北シリーズの優勝ってことでいいんじゃないかと思っている」と、5県全勝を次の目標として選手の奮闘を期待した。
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