
◆パ・リーグ ロッテ6―3ソフトバンク
ソフトバンクは23年ドラフト1位の前田悠伍がプロ3戦目で初黒星を喫した。7月13日にプロ初勝利を挙げて以来の1軍登板。2回に山口に先制3ランを許すなど、5回途中5失点KOとなった。チームの連勝を4で止めてしまい、2位の日本ハムにゲーム差なしに迫られた。
大阪桐蔭高出身で4日に20歳になったばかりの左腕。「思っているよりもボールが高めに浮いてしまった。そこを捉えられたのは出力不足だったと思います。低めにボールを集めることができませんでした。何よりもチームの流れが悪くなってしまう投球になってしまったことが悔しい。次の登板では全球勝負だというくらいの気持ちで投げたい」と振り返った。
小久保監督は「(前田は)風の影響はかなりあったと思いますよ。初めてのマリンで修正というのはなかなか…。球は悪くない。これはもう経験を積み重ねていくしかない。チェンジアップは明らかに違った。100%、風が影響している」とかばった。
チームは6月以降、屋外ゲーム(ドーム球場のルーフオープンデーも含む)で8勝10敗1分け。屋内では26勝3敗1分けと圧倒的な強さを誇るだけに、唯一の死角といえるかもしれない。シーズンを通しても屋外では14勝15敗1分け(屋内では44勝21敗3分)となった。
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