【日本ハム】二刀流ドラ1・柴田獅子が26日先発デビュー…後半戦開幕本拠でロッテ戦 新庄監督明言

スポーツ報知

2025.7.21(月) 16:08

柴田獅子

 日本ハム・新庄剛志監督が試合前に取材に応じ、二刀流ドラ1・柴田獅子(れお)投手=福岡大大濠=を26日の後半戦開幕戦のロッテ戦(エスコン)で先発デビューさせると明言した。指揮官は「オールスター明けの一発目に柴田くんを先発で。打たせたい、両方行かせたいんですけど、その後の投手の継投とかもあって。まずは投手だけを2、3回を投げさせたいとずっと思っていて。吉田輝星くん以来かな。高校卒業の19歳で。彼でなかったらこうはさせていなかったけど、やっぱりファイターズの未来を考えると一発目かな。首位ターンじゃなかったらもしかしたら投げさせてないかもしれない。それぐらい大事な試合ですよ、っていう思いを込めての登板です。こういう舞台を味合わせたい」と大抜てきの理由を説明した。

 柴田は今季2軍で、8登板で防御率2・31、打者では42試合で打率1割5分6厘(96打数15安打)、2本塁打をマークしている。7月20日のフレッシュ球宴では、全イの先発を務め1回1安打無失点。自己最速を更新する154キロをマークし、「早く1軍で投げたい」と話していた。指揮官はその映像を振り返り、「速かったね~。フォームきれい。いつも打者目線から見るんですけど、あの真っすぐは打ちづらい。ファウルを取れる投手。1軍のマウンドに上がったらさらに高まると思うから。166くらい出るんじゃない?圧倒的ピッチングをしているイメージが僕持てるんですよ」とその素質にほれ込んでいる。

 打者としては、3月8日のオープン戦(対中日・エスコン)では3番・DHとして“野手デビュー”し、2打数無安打だった。指揮官は「投げる方が上回った。最初は打つ方だけでしたけどね。まあ、楽しみですよ」と無限の可能性に期待している。

 同じ右投げ左打ちで、二刀流の球団レジェンド大谷翔平は、1年目の5月23日のヤクルト戦(札幌ドーム)で投手デビューし、5回86球を投げ6安打2失点。勝ち負けはつかなかったが、最速157キロをマークした。そのまま、1年目は13登板で3勝、防御率4・23をマークし、スター街道を駆け上がった。同じ素質を持つ柴田にも注目が集まっている。

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