
日本ハムは29日、西武戦(ベルーナD)で2―1と逆転勝ち。水谷瞬外野手(24)が貴重な同点打を放って貢献した。
1点を追う3回2死一、二塁。水谷は西武・渡辺の外角高めカットボールを逆らわずに打ち返した。右翼フェンス直撃の同点二塁打に「狙った球が来て、それを一発ではじけた」と笑った。直後に決勝点となる捕逸が生まれ、達がプロ初完投勝利を達成した。
交流戦を終えてからも好調を維持している。28日の同戦では8回に5号ソロを放ち、この日は4打数2安打1打点。「ある程度自分のプランを持ちながら打席にいって、安打にならなくても内容のいい凡打が多いのかなと。一番は気持ちの面が安定していると思います」と自己分析した。
打率もじわりと上昇中。「下がるとイライラするので、できれば電光掲示板(の表示)を消してほしいな。僕のところだけ小さくしてほしいです」とジョークを飛ばせる余裕もある。
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