
オリックス・平野佳寿投手(41)が、早ければ28日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(杉本商事BS)で実戦復帰することが27日、分かった。5月21日の阪神戦(SGL)を最後に下半身の不調を訴え、回復を目指して調整。「試合に投げられる状態にまで来たので、少しずつ登板間隔を詰めながらやっていければ」と先を見据えた。
パ最年長投手として迎えた今季は、マチャドとダブルストッパーを任され、4月3日のロッテ戦(ZOZO)でNPB通算250セーブを達成。だが、同700試合登板となった同9日のソフトバンク戦(京セラD)で1死しか奪えずに4失点と崩れ、同11日に出場選手登録を抹消されていた。2軍では5試合で計5回を無失点。岸田監督は「『ここ、出し切るぞ』というところで上がってもらう」とシーズン後半での1軍昇格の構想を描いている。
精神的支柱としても欠かせない守護神は「期待していただけるのはうれしい。僕も何とか期待に応えて、1軍の戦力になれるように。その気持ちはずっと持っています」と力を込めた。
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