
◆日本生命セ・パ交流戦 2025 DeNA―西武(19日・横浜)
ただ無心だった。6回1死。西武・長谷川信哉外野手は東が投じた初球の127キロのスライダーをフルスイング。打球は左翼席中段へ飛び込んだ。先制の5号ソロは4試合ぶりの一発となった。5回まで無失点と踏ん張る差先発の渡辺を援護する一打を放って「先に1点ほしいところで打ててよかったです」と胸をなでおろした。
この日、オンラインカジノで賭博をしたとして、埼玉県警が賭博容疑で西武の4選手と男性職員1人の計5人を書類送検したが、その中に長谷川も含まれていた。すでに球団に自己申告をした上で県警の任意による事情聴取にも応じ、球団から科された制裁金も支払った。球団は「率直な申告に至った本人たちの真摯な姿勢も踏まえつつ、今後の当局の判断を注視し、その結果をもとに適切な対応を行ってまいります」とし、長谷川は「3番・右翼」で先発。1回の第1打席では左前打を放ち、11日の阪神戦(ベルーナD)から7試合連続安打と好調を維持。野球で結果を出すしかないということは、誰よりも長谷川自身がよくわかっている。
関連ニュース
・【試合詳細】DeNA―西武
・【西武】隅田知一郎投手がリーグトップの7勝目を逃す「初回、上位打線に対して安易なピッチングになってしまった」
・【西武】逆転負けで連勝は3でストップ 隅田知一郎の投球に西口文也監督「悔いが残るでしょうね」
・【西武】山村崇嘉が思い出のハマスタで今季1号2ラン「感触はよかったのですが入るとは思わなかった」
・【西武】今井達也がバウアーの代名詞「ソードセレブレーション」を真顔で披露 7回までに13奪三振