
オリックス・九里亜蓮投手(33)が2日、先発する3日の広島戦(京セラD)での快投を誓った。昨季まで所属した古巣との初対戦を前に「いろんな感情が湧くと思うけど…」と、正直に吐露。それでも「まずは自分の投球をしたうえで、しっかり打者と勝負できれば」と、テーマを設定した。
この日は、大阪・舞洲で中日から金銭トレードで加入した岩崎とキャッチボール。初対面から2日目ながら、年上の35歳右腕と積極的に対話を重ねた。「先輩で、いろいろと勉強させていただきながら。ウザいと思われても話しかけようかな(笑)」と冗談を飛ばしたが、早くも打ち解けた様子。その上で「(チームには)若い選手が多いので、橋渡しというか。(岩崎に対し)変に気を使うような感じにはなってほしくない」と、パイプ役に名乗り出た。
古巣・広島から白星を挙げると、パ・リーグのロッテを残し、11球団目の勝利。「そこは特には(意識せず)。自分の投球に変な力を入れすぎず、力みすぎずにできれば」と自然体での新井監督、元同僚への“恩返し”を誓った。(南部 俊太)
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