
◆パ・リーグ オリックス0―5西武(16日・京セラドーム大阪)
オリックスは敗れたが、ドラフト1位・麦谷のハートの強さを感じた。7回2死一、二塁。西武・佐藤隼の初球の外角直球を強いスイングではじき返した。結果は遊ゴロだったが、投手の代わりばなで、いきなり手を出した積極性と準備力を高く評価したい。
並の新人であれば、ようやく訪れたチャンスで、1球目から速いボールをバチっと捉えることは難しい。ヒットにならなかったのは、たまたま源田の正面に飛んで運がなかっただけ。初回の内野安打を見ると、脚力もある。「ええバッターや!」と思ったね。
ドラフト4位の山中も、きれいなスイングで無駄がない。食事とトレーニングでプロ仕様に体が仕上がってくれば、スイングスピードも上がり、飛距離も出てくるだろう。ルーキー2人は今後、相手球団にデータを取られて、弱点を攻められるかもしれないが、首位を走るチームにとって、頼もしい存在だ。(スポーツ報知評論家)