「ラストチャンスですね」西武・西口監督が初のふるい落とし実施へ

スポーツ報知

2025.3.14(金) 06:40

西武・西口監督

 西武・西口文也監督(52)が13日、14日の中日戦(小牧)後に初のふるい落としを行うことを示唆。若手野手陣に最後のアピールを要望した。

 「ある意味ラストチャンスですね」。セデーニョ、ネビンの両外国人助っ人と、源田、外崎のベテラン2人は帯同せず若手主体で臨む地方球場での一戦。指揮官は「まだ誰かは決めていないが、小牧が終わった時点で(野手の)人数を削るかもしれない」と明言した。渡辺元GMに「勝負師」と言わしめた一面は、今も健在だ。球団スタッフと回転すし店に行った際は食べた皿の数を競い合うことも。「負けないよ」と勝負を始めるとお酒も飲まず食事に“全力投球”。限界まで食べた後、支払いをかけてじゃんけんを始めることもあるほど勝負事には強いこだわりを持つ。

 だからこそ、最下位からの逆襲へ「もう少し奮起してもらって」と、昨季リーグ最下位のチーム打率2割1分2厘を記録した打撃陣へハッパをかけ続けてきた。現時点の1軍野手は、先日3軍落ちした佐藤龍をのぞき20人。指揮官の期待に応え、快音を響かせるのは―。(大中 彩未)

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