
日本ハムの新庄剛志監督(53)が、2度目のCSへ正攻法で臨む。9日、エスコンで先発投手練習を行い、伊藤、北山、達の3投手がマウンドからピッチングをするなど、オリックスとの第1Sに備えた。
昨季のCSでは、最多勝の伊藤を最終Sへ温存。第1Sを突破し、策がはまったかに思われたが、最終S初戦を伊藤で落とすと3連敗で敗退した。一転して今季は正攻法。2年連続最多勝の伊藤、防御率2位の北山に1、2戦を託し、3戦目にはブレイクした新人王候補・達がスタンバイする。
調整も順調だ。伊藤はマウンドから32球のピッチング。「タイミングが合わなかった」と不満顔を見せたが、理論派・北山から姿勢や腹圧に関するアドバイスを受け修正。再びマウンドから5球を投げ「今日の今日で何とか修正できた。CS初勝利をつけたいですね」と本番への手応えを口にした。
2年連続で本拠地開催となるCS。CS初体験の達は「ヒシヒシと緊張感は伝わってくる。シーズン中とは違いますね」。伊藤にとっても初体験となる本拠地CSと初戦登板。「ゲームのリズムを、いかに僕が持ってこられるかが大事」と語るエースが、最終Sへの道を切り開く。(山口 泰史)