7月15日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第13回戦は、3対2でオリックスが勝利した。
オリックスは初回、2死から紅林弘太郎選手の安打と死球で1、2塁とすると、頓宮裕真選手の適時打で1点を先制。6回表には頓宮選手が11号ソロを放ち、リードを2点に広げる。
先発の山本由伸投手は、3回まで相手打線を1安打に抑えると、4回裏は無死1、3塁のピンチをしのぐ。7回裏に三森大貴選手の2号ソロで1点を失ったが、8回114球6安打無四死球9奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。
9回表には四球で走者を出すと、野口智哉選手が適時二塁打を放ち、スコアは3対1に。9回裏に山崎颯一郎投手が1点を失い、2死1、2塁としたところで降板するも、ここは宇田川優希投手が代打・川瀬晃選手を一直に打ち取り、試合は終了した。
接戦を制したオリックスは、山本投手がリーグトップの9勝目をマーク。頓宮選手が2安打2打点の活躍を見せた。敗れた福岡ソフトバンクは、再三の好機を作りながらも、追い付くことができず7連敗。7回118球7安打1死球2奪三振2失点と力投した先発の有原航平投手は、援護に恵まれず2敗目を喫した。
123456789 計
オ 100001001 3
ソ 000000101 2
オ ○山本由伸-山崎颯一郎-S宇田川優希
ソ ●有原航平-田浦文丸-大津亮介-甲斐野央
文・波多野瞭平
オリックスが接戦を制す 山本由伸がリーグトップの9勝目、鷹は7連敗
パ・リーグ インサイト
2023.7.15(土) 17:33
