
◆パ・リーグ 楽天5―3日本ハム(5日・楽天モバイルパーク)
楽天・松井裕樹投手(27)が9回に登板し、1回無失点に抑えた。自己最多39セーブを挙げ、2年連続のセーブ王を獲得した。
5―3の9回。ファンの歓声がマウンド上の守護神に注がれた。「僕らもそうですけどファンの皆さんの勝ちたい思いっていうのをマウンドに上がる時に感じることができました。何とか勝ててよかったです」。9回2死。有薗を右飛に打ち取り、試合終了。太田とハイタッチを交わすと白い歯がこぼれた。
9月26日の休日。翌日の西武戦(ベルーナD)を前に「最後、頑張ろうって一つになるために」と、都内で救援陣で決起集会を開催。しゃぶしゃぶを頬張りながら、ブルペンで一枚岩となってCS進出に向けた最終盤に臨むことを仲間と誓い合った。
2年連続のタイトルを獲得したが「セーブに関しては本当に僕の力をはかる指標ではないので前を投げてくれたブルペンの仲間に感謝したいなと思ってます」と真っ先に周囲に感謝の言葉を贈ったのは、プロ10年目でチームの中心選手としての自覚の表れだった。
これで球団では青山浩二氏以来2人目となる500登板まであと1とし、チームは3位ロッテに0・5差と詰め寄った。残り2戦。自身の投球で最高の締めくくりをする。(長井 毅)