【オリックス】平野佳寿の恩師・勝村法彦氏が祝福メッセージ「僕は何も育てていません」

スポーツ報知

2月にオリックスキャンプを訪問した京産大・勝村法彦元監督(勝村氏の関係者提供)

◆パ・リーグ オリックス3―0日本ハム(2日・京セラドーム大阪)

 オリックス・平野佳寿投手が9回のマウンドを無失点に抑え、日米通算250セーブで名球会入りの条件を満たした。京産大時代の監督だった勝村法彦氏(66)が祝福メッセージを寄せた。

 目の前で大記録達成の瞬間を見させてもらって、感無量です。ひと言では言い表せません。本当に幸せ者です。平野が地道に日々を積み重ねて、ここまで現役で活躍する姿を見られるなんて。もう我々の想像を超えています。

 僕は何も育てていません。見守っていただけ。フォームを指導したことは一度もないです。教えたのは姿勢や立ち方、歩き方のバランスだけでした。

 初めて見たのは鳥羽高2年。西京極球場のブルペンでした。体は細かったですが、しなやかさを感じましたし、とにかくバランスが良かった。プロに行ける素材と思いました。

 入学後は1年の8月中旬まで直球しか投げさせませんでした。ストレートをどれだけ伸ばせるかと考えてのことでしたが、オープン戦であまり打たれた記憶はありません。体のバランスを整えることにつながり、今に至っています。

 叱ったことは2年春の一度だけ。早期降板したリーグ戦のマウンドで不安そうに見えた。「姿勢」って勢いある姿と書きますが、そうじゃなかった。刺激を与える時でした。自分を知ること、周りをよく見ることを伝えたら、1週間後にはすごいピッチングをして、びっくりしました。

 先輩にかわいがられ、後輩から慕われる。学業、野球、遊びとけじめをつけるし、素直さがいい。来年3月で40歳ですか。故障なく、1年でも長く現役でやってくれることが一番の願い。今年のピッチングを見ていると、今も成長している。まだまだやれると信じています。(京産大元監督)

 ◇勝村 法彦(かつむら・のりひこ)1956年11月19日、京都府生まれ、66歳。平安(現龍谷大平安)では高3夏に甲子園出場。京産大を経て、社会人の丸勝でプレー。88年から同社の監督を務め、00年から京産大のコーチ、01年から21年秋まで監督。関西六大学ではリーグ優勝9度、全国出場は5度。教え子は平野佳に加え、光原逸裕(元オリックス)、北山亘基(日本ハム)ら。

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