
ソフトバンクが来季の1軍投手コーチとして球団OBで野球解説者の斉藤和巳氏(44)を招へいすることが16日、分かった。斉藤氏は03年に20勝3敗で最多勝、最高勝率、最優秀投手の3冠に輝き、沢村賞を初受賞。06年には18勝を挙げ、最多勝、最多奪三振など史上7人目の投手5冠を達成して2度目の沢村賞を受賞した。通算勝率7割7分5厘を誇り「負けないエース」と呼ばれた。
以降は度重なる右肩の故障に苦しみ、2度の手術も経験。10年限りで自由契約となり、11年からはリハビリ担当コーチを務めながら再起を図るも、13年に現役復帰を断念した。チームは今季、12球団ワーストの与四球474と投手陣の課題は明白。千賀のメジャー移籍が確実となる中、レジェンドの手腕に再建が託される。
斉藤氏の入閣に伴い、森山投手コーチが3軍監督に就任する見込み。1軍の村上打撃コーチ、本多内野守備走塁コーチが2軍に、2軍の吉本打撃コーチ、松山内野守備走塁コーチが1軍に配置転換されるもようだ。
◆斉藤 和巳(さいとう・かずみ)1977年11月30日、京都市生まれ。44歳。南京都高(現京都広学館)から95年ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)入団。通算150試合で79勝23敗、防御率3・33。192センチ、97キロ。右投右打。