【オリックス】今季限り勇退の宮内義彦オーナーも歓喜の胴上げ「やっぱり野球は筋書きのないドラマ」

スポーツ報知

記念撮影する宮内オーナーと中嶋聡監督ら(カメラ・頓所美代子)

◆パ・リーグ 楽天2―5オリックス(2日・楽天生命)

 今季限りでオーナー職の勇退を明かしているオリックスの宮内義彦オーナーが、優勝を決めた楽天生命パークで会見に応じた。143試合目で決めた大逆転でのリーグ連覇に喜びをあらわ。「去年はロッテさんが負けるのをじっと待っているというね。今日は同時進行の2試合。はるかに臨場感がありましたね。2年続けて、私まで胴上げされて、幸せすぎるなと思っています」。87歳のオーナー自身もナインらの手によって5度、胴上げされたことをかみしめつつ、歓喜に酔いしれた。

 2位で迎えた最終戦では楽天に勝利し、ソフトバンクがロッテに敗れることだけが優勝の条件だった。「昨日で確率8分の1だったのが、今日で4分の1。家を出る時は気が重かったんだけど、やっぱり野球というのは筋書きのないドラマですね。今日はこういうことになるというのは、心の隅でありうると思っていたけど、現実になってまだちょっと、驚いている状況です」。圧倒的不利な確率を覆して達成したリーグ制覇を、まだ信じられないといった様子だった。

 阪急から球団を買収した1988年から務めてきたオーナー職を昨季、25年ぶりのリーグ優勝を達成したことで「一つの区切りができたと思う」と退任を決めた。これまでの歩みを振り返り、「苦しい時期の方が長かったんですよね。阪急ブレーブスは強いチームだった。それが徐々に弱くなり、徐々に力が落ちて。1年で、弱いチームが強くなるのは、なかなか難しい。じわじわと落ちて、今度はじわじわと上がらないといけないので、本当に時間がかかったなあと。今のチームはじわじわと上がってきた所だと思うので、これからが本当にもっと安心して見られるチームになっていくんじゃないかなと思う」と常勝軍団となることを期待した。

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