戦評
6月28日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの第12回戦は、5対2で埼玉西武が4連勝を飾った。
埼玉西武は初回から相手先発の上原健太投手を攻め立てた。川越誠司選手の内野安打、源田壮亮選手の四球で無死1、2塁とすると、森友哉選手の適時打で幸先よく先制に成功。さらに外崎修汰選手、栗山巧選手にも適時打が生まれ、3対0とした。
一方、先発の松本航投手は初回を3人で終えるも、2回表に近藤健介選手の適時打で1点を失う。3回表には2死3塁から松本剛選手の一打で1点差に詰め寄られた。一方の打線は先制後も好機はつくったが、得点に結びつけることができない。
松本投手は、6回表に招いた2死満塁のピンチをしのいだところで降板。6回95球6安打4奪三振2四球2失点という内容だった。2番手以降は水上由伸投手、平良海馬投手がそれぞれ走者を出しながらも無失点でつなぐ。
すると8回裏、1死1塁から栗山巧選手の打球が一直線にスタンドへ。球団史上初となる本拠地通算1000本安打を本塁打で達成し、待望の追加点を挙げた。リードを3点として迎えた9回表を増田達至投手が3人で締め、5対2で試合終了。
埼玉西武は、先発の松本投手が6回2失点。1点差に詰め寄られた後は粘投でリードを守り切り、今季5勝目を手にしている。打線も先制以降得点できないもどかしい展開が続いたが、栗山選手の本塁打で追撃を振り切った。
北海道日本ハムは、上原健太投手が4回78球6安打2奪三振2四球3失点。2試合連続となる初回の3失点が響き、2敗目を喫した。打線では、故障から一軍に復帰した近藤選手が第1打席にいきなり適時打を放つ活躍を見せている。
バッテリー
![]() L
|
松本、水上、平良、増田 - 森 |
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![]() F
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上原、西村、福田、鈴木 - 宇佐見 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
埼玉西武
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
17松本 航 | 右右 | 3.52 |
控え選手
埼玉西武
北海道日本ハム
審判
審判 | 原 信一朗 | 塁審(一) | 牧田 匡平 |
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塁審(二) | 川口 亘太 | 塁審(三) | 本田 英志 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 10,520人 |
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試合時間 | 3時間23分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。