【ソフトバンク】1番・ギータでM4「やっぱ勝てば楽しい」「老人扱い」4連敗&満塁地獄脱出で26日にも2連覇

スポーツ報知

2025.9.25(木) 05:00

試合に勝ち喜ぶ柳田悠岐(中央)らソフトバンクナイン(カメラ・今成 良輔)

◆パ・リーグ 楽天―ソフトバンク(24日・楽天モバイル)

 ソフトバンクが7年ぶりの「1番・ギータ」で連覇へのマジックを4とした。2試合連続完封負けの打線が14安打8得点と激変。連敗を4で止めた立て役者は「1番・左翼」で出場した柳田悠岐外野手(36)だ。「やっぱ勝てば楽しい。改めて思いました」と、長いファーム生活で日焼けした顔がほころんだ。

 レギュラーシーズンでは18年7月10日以来の1番での起用。初回に右翼線二塁打で期待に応えた。22日のオリックス戦で「右脛骨(けいこつ)骨挫傷」から約5か月ぶりに1軍復帰して、3試合9打席目での安打。1死満塁から中村の二ゴロで先制ホームを踏んだ。チームは前カードのオリックス戦で6度の満塁イニングで無得点に終わっており、ようやく地獄から脱出した。

 4回1死一、三塁の遊ゴロで復帰後の初打点をマーク。6回にも右前安打を放ったところで代走が送られてお役ご免となった。「(初回の二塁打で)ベンチもすごい盛り上がった。レフトフライ捕るだけでも盛り上がった」と小久保監督。4月6日以来、楽天モバイルでは昨年5月15日以来の外野守備も2度の機会を無難にこなした。ベンチの盛り上がりに「老人扱い」と苦笑いしたが、「今日は守備のことしか考えてなかった。逆にそれが良かった」とホッとした表情だった。

 指揮官は柳田について「優勝するのに必要な選手」と評した。最強のピースがはまり、26日にもタカに歓喜の瞬間が訪れる。(島尾 浩一郎)

関連ニュース

【スコアボード】楽天―ソフトバンク
【ソフトバンク】4連敗中のソフトバンクが初回2点 1番・柳田悠岐の復帰初安打から19イニングぶり得点
【ソフトバンク】連敗止め、マジック4! 柳田悠岐&近藤健介の1、2番で打線目覚め、最短Vは26日 
【ソフトバンク】小久保裕紀監督「満塁になって、どうなることかと」 柳田悠岐の1番「ふさわしいという判断」
【ソフトバンク】柳田悠岐が復帰後初の快音&勝利「守備しか考えなかったのがよかった」「老人扱いされた」

関連LIVE配信

特集
特集
パ・リーグ.com ニュース

【ソフトバンク】1番・ギータでM4「やっぱ勝てば楽しい」「老人扱い」4連敗&満塁地獄脱出で26日にも2連覇