8月21日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと東北楽天の第19回戦は、12対10で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回、山口航輝選手の5号2ランで先制に成功。4回裏には山口選手が2打席連続の2ランを放つと、以降も打線がつながり、友杉篤輝選手、高部瑛斗選手の適時打などで4点を追加する。さらに山口選手が3打席連発&1イニング2本塁打目の7号3ランを放ち、11点目を挙げた。
プロ初先発の吉川悠斗投手は、2回まで走者を許さない立ち上がり。3回表に四球で1死1塁から、武藤敦貴選手の適時二塁打で1失点も、4回表は再び3者凡退に。5回表に打者一巡の猛攻で3点を失ったが、この回を投げ切り、5回89球4安打3四球3奪三振4失点(自責点3)で降板した。
6回表に八木彬投手が中島大輔選手の4号3ラン、7回表に小野郁投手がゴンザレス選手に適時打を浴び、スコアは11対8に。8回表はゲレーロ投手が3者凡退で切り、8回裏に藤原恭大選手の4号ソロで1点を追加した。9回表はゲレーロ投手が回またぎも、ボイト選手に6号2ランを浴び、後続に四球を与えたところで降板。無死1塁で登板した澤田圭佑投手は、併殺に仕留めるなど、12対10で辛くも逃げ切った。
千葉ロッテは、吉川投手がプロ初先発初勝利をマーク。打線は4本塁打などで12点を挙げ、8月5日以来の連勝を飾った。敗れた東北楽天は、先発の瀧中瞭太投手が3.2回90球7安打2四球3奪三振10失点(自責点5)で9敗目。打線は10安打10得点と奮起したが、前半の失点が響いて連敗を喫した。
123456789 計
楽 001033102 10
ロ 20090001X 12
楽 ●瀧中瞭太-柴田大地-則本昂大-加治屋蓮-鈴木翔天
ロ ○吉川悠斗-八木彬-小野郁-ゲレーロ-S澤田圭佑
10安打12得点の千葉ロッテが連勝 吉川悠斗はプロ初勝利をマーク
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2025.8.21(木) 21:31
