◇福岡ソフトバンク対千葉ロッテ 第14回戦(17日・北九州市民球場)
千葉ロッテの上田希由翔選手がプロ初本塁打をマークするも、降雨コールドにより記録は幻となった。
「8番・一塁手」で先発出場、第1打席では追加点につながる二塁打を放っていた上田選手。同点に追い付かれた直後の6回表、先頭・愛斗選手が今季初安打で出塁したところで第3打席に立った。川口冬弥投手が投じた2球目、甘く入った変化球を完璧に捉えると、打球はライトポール際へ着弾。この一発で4対2と勝ち越した。
しかし、攻撃中に雨脚が強まり、試合は2度目の中断。6回が終わる前にコールドで試合終了となり、記録は無効に。プロ初ホームランは幻に消えた。
2023年のドラフト1位で明治大から千葉ロッテに入団した上田選手。1年目の昨季は一軍21試合で打率.259をマーク、今季は開幕一軍入りも4月24日に登録抹消。その後は二軍で打率.318と結果を残し、今カードから再昇格していた。
◇上田選手 コメント
「打ったのは、フォークです。がむしゃらにいきました。同点に追いつかれて、流れも良くなかったので何とかしたいと思い、いい形で打つことができて良かったです」
上田希由翔のプロ初ホームランは勝ち越し2ランも幻に……
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2025.7.17(木) 21:17
