
◆パ・リーグ 日本ハム―ロッテ(26日・エスコン)
日本ハムの二刀流ドラ1・柴田獅子(れお)投手=福岡大大濠=がプロ初登板初先発で、3回無安打無失点の完全デビューを果たした。初回はオール直球でわずか8球で3人斬り。最速は153キロをマークし、3奪三振を記録した。来場者には「観戦証明書」が配られた大注目の一戦。前日には、「元々緊張しないので、本当にただ投げるのを楽しみにしている」と語っていた19歳の大物ルーキーが、圧巻の投球を披露した。
初回を終えベンチで、新庄監督と笑顔でハイタッチも交わした。指揮官は、初登板を前に、「フォームがきれい。打者目線から見て、あの真っすぐは打ちづらい。ファウルを取れる投手。1軍のマウンドに上がったら166くらい出るんじゃない?圧倒的ピッチングをしているイメージが僕持てるんですよ」と絶賛していた。
柴田は今季2軍で、8登板で防御率2・31、打者では42試合で打率1割5分6厘(96打数15安打)、2本塁打をマーク。7月20日のフレッシュ球宴では、全イの先発を務め1回1安打無失点。自己最速を更新する154キロをマークしていた。
同じ右投げ左打ちで、二刀流の球団レジェンド・大谷は、1年目の5月23日のヤクルト戦(札幌ドーム)で投手デビューし、5回86球を投げ6安打2失点。勝ち負けはつかなかったが、最速157キロをマークしていた。
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