全米記者協会に所属してメジャーリーグを取材するフランシス・ロメロ記者が１９日（日本時間２０日）、楽天が今季パドレスで２１試合に出場したオスカー・ゴンザレス外野手（２７）と合意したと自身のＸで伝えた。ゴンザレスは４月８日にメジャー昇格も、５月８日にマイナー降格。打率２割２分、０本塁打、４打点の成績でこの日、パドレスから自由契約となった。

　２２、２３年にはガーディアンズでもメジャー経験があり、メジャー通算１６６試合出場、１３本塁打、５９打点、１盗塁、打率２割６分４厘をマーク。マイナーでは１０年間通算で１０５本塁打を放ち、打率２割８分３厘を記録している。現在、楽天の外国人野手はフランコ１人のみで、５位からの浮上を狙うチームにとって補強は急務だった。石井ＧＭは「まだ楽天の選手ではないので、僕から言うことは特にないです」と話すにとどまった。

　◆オスカー・ゴンザレス（Ｏｓｃａｒ　Ｇｏｎｚａｌｅｚ）　１９９８年１月１０日、ドミニカ共和国生まれ。２７歳。２０１４年に国際ＦＡでインディアンス（現ガーディアンズ）と契約。傘下マイナーの各クラスを経て、２２年５月２６日にメジャーデビュー。同年は９１試合で打率２割９分６厘、１１本塁打、４３打点と活躍した。２４年はヤンキースのマイナーに所属し、２４年１１月にパドレスとマイナー契約。１９６センチ、１０８キロ。右投右打。

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