２３日の楽天戦（エスコン）で日本デビューする日本ハム・古林睿煬（グーリン・ルェヤン）投手（２４）に２１日、地元台湾が熱視線を送っている。昨季の台湾ＭＶＰ右腕を取材するため、１０社２０人程度が来日する見通し。すでに北海道入りした台湾紙「自由時報」の記者は「最大の魅力は剛速球。どんなピンチでも通用する力強さを持っている」と「火球男」と評される最速１５７キロ右腕に期待を寄せた。

　登板当日、台湾ではスポーツチャンネル「ＤＡＺＮ（ダゾーン）」で生中継され、台北ドーム近隣の商業施設ではパブリックビューイングも実施される。同記者は「台湾のエース。国内での注目度は高い」と証言した。

　古林はこの日、エスコンのマウンドを使って約３０球の投球練習を行った。１５日に１軍に合流した際には、「楽しみな気持ちが強く、興奮している」と初登板を心待ちにしていた。新庄監督も「最多勝を狙えるぐらいの投手」と期待する２４歳が、国境を越えて注目されている。（川上　晴輝）

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